このページは、「僕の珈琲」「パンを焼くって」「美馬牛で暮らして」などなど、僕のひとりごとをのんびり書いていこうと思っています。 皆さんは、珈琲好きですか? 僕が珈琲を飲むようになったのは中学生の頃。行きつけの喫茶店で珈琲を注文、サイフォンで淹れられたその珈琲をブラックで飲む。今思えば、精一杯の背伸びですね。とにかく「珈琲」という響きには得もいえぬ「大人」を感じておりました。実際に珈琲を焙煎する立場の今も、それはあまり変わっていないなと思います。パチパチと煎りあがる豆をみて、その「つや」「はり」にうっとりしています。こんな僕ですが、これからもお付き合いください。 |
2009.2.1 Text: YUKO |
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あたり前だと思っていたそれまでの常識が次々と塗り替えられる。ゼロというよりマイナスの出発。住み始めた時も、後にした時も。 深まった秋のひんやりとした空気。果てしなく長い取り付け道路の除雪。何度も思い出す事だろう。これからも。 |
2009.1.1 Text: YUKO |
●謹賀新年 |
美しい景色が目に入らない時期もあった。反対に、広がる風景に救われたこともある。そしてまた美瑛で新年を迎える。 2009年がみなさまにとっても良い年になりますよう、お隣の水天宮にお願いしておきます。 |
2008.12.1 Text: YUKO |
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「晩秋じゃなくて、こりゃ冬だったね」 落葉松の紅葉がそれはみごとだからと言っていたワタシの話しは、来年以降の楽しみにしてもらうことにしよう。店に置いてあった美瑛の地図を持って、散歩に行った彼女曰く「良かったよ、誰にも会わなくって」寂しげな景色の中を、嬉しそうに歩いていく顔が目に浮かぶ。 11月の美瑛は旅行者には注意が必要だ。にぎわいは文化の日まで。それ以降は、シーズンオフのスイッチが押され、店や施設が休みになったり、時間が短縮されたり。 夕食を一緒にとりながら、昔話しに花が咲いた。 ワタシが夜に帰宅途中、後ろから誰かが付いてきた。怖くなって走り出すと、その人影も走り出した。やっとの思いで玄関にたどり着いたがなんとその人影も家まで入ってくるではないか。恐怖におののくワタシ。しかし、その人影はワタシの父であった。彼にとって、駅から自宅までの単なる競争だったとは。 「お父さんてさ、面白い話しいっぱいあったよね」 すっかり忘れていた出来事を思い出して、おなかを抱えて何度笑いころげたことか。夜も更け、再会を楽しみに手を振って帰路に着いた。 戻れない時間を過ごしていることは、今もかわりはないのだ、とそんなことを思った。 |
2008.11.1 Text: YUKO |
●初心に戻るの巻 |
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2008.10.1 Text: YUKO |
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2008.9.1 Text: YUKO |
●是非 |
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2008.8.1 Text: YUKO |
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2008.6.1 Text: YUKO |
●提案 |
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2008.4.28 Text: YUKO |
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2008.4.1 Text: YUKO |
●はじまりの季節 |
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2008.2.29 Text: YUKO |
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2008.1.30 Text: YUKO |
●さよなら炊飯器 |
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2008.1.1 Text: YUKO |
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2007.12.1 Text: YUKO |
●ココロから |
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2007.11.1 Text: YUKO |
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2007.10.1 Text: YUKO |
●変化 |
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2007.7.1 Text: YUKO |
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2007.6.1 Text: YUKO |
●よろこび |
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2007.3.1 Text: YUKO |
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2007.2.1 Text: YUSUKE |
●昔々 |
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2007.2.1 Text: YUKO |
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2006.12.27 Text: YUSURA |
●看板犬からのお知らせ |
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2006.12.1 Text: YUKO |
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2006.11.1 Text: YUSUKE |
●僕のおすすめ珈琲本 |
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2006.11.1 Text: YUKO |
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2006.10.3 Text: YUKO |
●美馬牛どうぶつの園 |
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2006.9.1 Text: YUKO |
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2006.7.1 Text: YUKO |
●宣伝 |
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2006.5.26 Text: YUKO |
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2006.4.28 Text: YUSUKE |
●ドキュメンタリー |
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2006.4.1 Text: YUSUKE |
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湯気の上がった料理を前にしたお客様が 「ごくっ!」とした瞬間 スタッフと以心伝心できた瞬間 包装している豆やパンが お客様の食卓にある絵として浮かんだ瞬間 冬の終わった大地に、いちばんに咲く花を見つけた瞬間 日常の何でもないひとコマに、僕は感じるのです。 |
2006.4.1 Text: YUKO |
●花粉症対策 |
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2006.3.1 Text: YUKO |
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2006.2.1 Text: YUKO |
●歴史的遺産候補 |
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2006.12.28 Text: YUKO |
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2005.12.1 Text: YUKO |
●田舎暮らし |
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2005.10.25 Text: YUKO |
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2005.9.27 Text: YUKO |
●かかりのしごと |
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2005.9.1 Text: YUKO |
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夏になると、店を訪れてくださるお客様が増える。冬場には想像もつかない人口密度である。(その逆もまた然りだが) そんな訳で、毎年、夏期のホールスタッフを募集している。今年はみごとに本州のひとばかり集まった。出身は本州だが、皆、北海道で暮らす人達である。住み込みは不可なので、当たり前と言えなくもない。特に今年は、年齢層が高く?偏り、男性スタッフもいたので、「だんなさん替わったの?」と真面目にきかれたり、「一体誰と誰がオーナー夫妻か分からない」と言われて、どんな組み合せを考えられていたんだろうとおもしろがることが多かった。 一緒にしごとをしていく中で、だんだんに個性が発揮されていく様は、毎年の楽しみでもあり刺激になる。皆、自分なりの目標を見据えつつ、「Gosh」の珈琲とパン、メニューに対する姿勢やサービスを理解してくれようとしている。 店を訪れたお客様から、お礼のメールをいただくことがある。美味しかったという感想に混じり、スタッフの応対が良かったと言っていただくことも少なくない。お客様に、本当に気持ちのよい時間をすごしていただけたんだなあとこちらも嬉しくなる。と同時に、そんな空間を一緒につくってくれているスタッフひとりひとりの 心遣いに感謝したい。 |
2005.7.1 Text: YUKO |
●ヨメ VS ? |
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2005.4.28 Text: YUKO |
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「本州から移住する人は、ジムニーにばかり乗りたがる」私の説ではない。自動車修理工場のおじさんの説である。それを聞いたのは2年ほど前。昭和59年式の2ストジムニーを修理に出したときのこと。 故障の多い車より、新しく性能の良いものに長く乗ればいいものを、猫も杓子もこぞって古いジムニーに乗っているから、らしい。私としては、軽で四駆で車高が高いジムニーが、雪国生活にも維持費にもありがたいという理由だけなのだが。修理が少ないよう新しい車を長く乗りたい気持ちは私だって持っている。しかしながら、なにゆえ古さにこだわらざるをえないのか。それは、今のデザインが丸すぎて好きになれないからである。新車を選ぼうとしても、欲しいかたちの車がないのだ。決して負け惜しみではない。 と、そんなことを言い切りながらも、Be-1に憧れたが探せなかったので1台目にパオを所有した私。好みは変わるものだ。ジムニーは美瑛に住み着いた12年程前に知り合いの方から譲り受けた。翌年出会ったYUSUKEもジムニーに乗っていた。その後、知り合う移住した人々も誰かしらジムニーに乗っていた。まさに、北海道ビギナーズ。 なんだかんだ理由をつけても、実はおじさん説は正しいのではないかと思い始めた。洋服のセンスを眺めるのと一緒で、誰がどんな車を選び乗っているかをみるのは実に楽しい。私的にかわいいとかかっこいい車に乗っている人に対しては、見る目が変わる。全く生活とか考えなかったら、どんな車がいい?とYUSUKEとよく話している。歴代の所有車ランキング第1位は、マツダプロシードキングキャブと幌ジムニーであった。プロシードの荷台にはまきを積み、幌ジムニーで街中へ通勤していたあの頃。セカンドカーの位置だった車を生活に使ってしまっていた贅沢さと無知に今頃気が付いた。 ファッションなのか実用性なのか、どちらもかねそろえられるように今日もしご とに励みます。 |
2005.4.1 Text: YUKO |
●言葉 |
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2005.3.5 Text: YUKO |
●流行 |
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2005.2.1 Text: YUKO |
●田舎生活ニオケル運動不足二ツイテ |
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2004.12.25 Text: YUKO |
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2004.11.1 Text: YUSUKE |
●ドリップ講習会にて |
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2004.2.1 Text: YUKO |
●田舎生活ニオケル運動不足二ツイテ |
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2004.12.25 Text: YUKO |
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2004.11.1 Text: YUSUKE |
●ドリップ講習会にて |
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2004.10.4 Text: YUKO |
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2004.7.8 Text: YUKO |
●小さな庭 |
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2004.6.2 Text: YUKO |
●おススメの風景 |
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2004.5.1 Text: YUKO |
●取材の恩恵 |
4月に入って立て続けに取材の申し込みがあった。「AIR DO機内誌」「JR北海道の車内誌」「帯広クナウマガジン スロー」すでに2件の取材は終了。何回受けても、インタビューの場面では緊張してしまう。カメラなんて向けられた日には、笑えるほどがちがちなのがわかる。 でも、どうして美瑛なのか?とか、この店のコンセプトは?という質問に答えていくうちに、漠然としていた想いが整理されてきたように思う。いちばん初めは、旅。ここを訪れたかったから。そして、暮し。ここに住みたかったから。そして、出会い。2人の、そしてみんなとの。いろんな出会いが、私達の今を支えてくれていることを忘れないように。 |
2004.4.1 Text: YUKO |
●Goshも2歳 |
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2003.12.6 Text: YUSUKE |
●ドリップ講習会 |
家でも美味しく珈琲を淹れてほしい。そんな僕の願いとお客様からの要望もあり、ドリップ講習会開催の運びとなる。10月、11月とこれまでに2回。募集と同時に (大袈裟?)予定の定員数に達する予約が入った。興味ある人はこんなにいたんだ!と嬉しい驚き。デモンストレーションの後、一人ずつ実践。注意深く、珈琲の中心の泡にお湯を注いでいく。わからない点などたくさんの質問を受けながら、「何度もおとして慣れて下さい、そして何より、楽しんで下さい」と願うように繰り返した僕でした。講習会後、すぐにメールが届いた。自分の淹れる珈琲が美味しいので感激したと。「珈琲は、心。贅沢な一杯なんですね。20年も飲んでいて…今日わかりました。「こころ」です。感動しました。」ありがとうございます、Iさん。感動したのは僕のほうです。 |
2003.9.15 Text: YUSUKE |
●カルモシモサカ |
その珈琲豆と出会ったのは、今から3〜4年前でした。 ブラジルの農場から送られてくるその豆は、シルバースキンをかぶった 見栄えのしない豆でした。 いつものように水洗いし、天日干しした後ハンドピックをするのですが、 欠点豆の少なさに驚きました。 そして、調べれば調べるほど、その豆をつくる下坂氏の情熱が伝わってきました。 ブラジルから氏の自筆の手紙が届いた時も、驚くと同時に珈琲豆への愛情や思い入れを感じたのでした。 Goshのランチメニューで使う野菜、パンに使う赤麦、卵などの生産者の方にもお会いする機会が多いです。その人柄を理解、信頼し、その分身のような作物を譲り受け、僕も負けないように必要な手間をかけて、真面目に物づくりに励もう!と気持ちを新 たに思う今日この頃です。 |
2002.8.3 Text: YUSUKE |
●珈琲との出会い〜これから |
自家焙煎の珈琲に出会ったのは7年前のこと。好きな美瑛に住んでからのことです。縁あって、珈琲店の店長をまかされ、カウンターに立ち、珈琲を淹れる毎日。それまで飲んでいた珈琲とは全く違う香り、コク、苦味、甘味。生豆からの焙煎を間近で見て、自分でやってみたいという思いを強くしたのでした。 独立を目指し、手網焙煎からスタート。その後、焙煎機を購入。しかし、思ったように豆は焼きあがりません。煎っては捨てる日々が続きました。(このあたりの話しは7月30日発売の「夢田舎vol.27」に載っています。)試行錯誤の1年後、やっと自分で納得のいく焙煎が出来るようになったのです。 わかったことは、豆は焙煎すれば珈琲のようなものにはなっても、美味しい珈琲にはなれないということ。良い生豆を選び、米のように水で洗い、乾燥させ、悪い豆を取り除き、その豆が持つ力を見極め、美味しさの頂点に煎りあげる。そんな技術があってこそ美味なる珈琲ができるのだと。世界には、まだ僕が知らない珈琲豆もたくさんあります。日々情報を集めて、いろんな豆を皆さんに紹介していくつもりです。 |
2002.7.30 Text: YUSUKE |
●店名の由来 |
店名の「Gosh」は宮沢賢治さんの「セロ弾きのゴーシュ」から引用しました。 物語の主人公のように、色々な人に教えられ、導かれながら、人々の心を震えさせる演奏ができるようになる、そんなお店にしたいと思っています。 |